

今日は帰らないと決めたの
横断歩道の白線を
ヒツジみたいに
数えるの
家には席があるのに、椅子の形だけしてるんだ
いつも通りの日常
ブランケット一つで世界は少し丸くなる
わたし輪の端でも人の愛を
愛を、あいに飢えているのさ
片耳のイヤホン
もう一つで地球の声を聞くのだろう
新しい名前は相も変わらず
唇の裏の裏で
いち に さん し
角ばって、ぱくん
灰の被った甘いハニー
赤い鬼のトゲみたいだ
段ボールのマイホームで
君と二人、逃避行
またね
名前もわからない誰かの朝のために
はぐれ人の夜は
Fading fading
ハイエナに追われた空白
人生の収支はいつもギリギリ
足りない分は人の肌で払う
ここは鏡の国
赤いランプは前に進め
自由は束縛を
正しいことも悪いことも入れ替わる
路地裏への合図でまた輪に混ざって笑い明かす
夢は堂々巡り
どうにでもなればいいじゃん
今を生きている証を
始まりの場所は不公平
それでも強くありたい
わたし輪の真ん中で宵の歌を
歌を
歌い続けているのさ
両目のまばたきで
見飽きたネオンさえ受け止めて
絡み合った指は雨を表す
クチナシが焼ける街で
いち に さん し
丸まって、ぱくん
ハートに酔った夢にバニー
淡い恋の吐息みたいだ
スクラップのバイオームで
君の香り、再浮上
またね
名前も変わらないままで縄張りを争うウサギの足では
届くことない星の声を
やっと気づいたの?マイバディ
優しい声の鬼みたいだ
ロマンティックなアンコールで
君と二人、夜間飛行
またね
月が巡り
思うがままに覗き見たガラスの中には
Freezing freezing
赤い鬼が一匹
- 作詞者
白紙文集
- 作曲者
白紙文集
- プロデューサー
白紙文集
- ギター
Kazuki Tsurube
- ベースギター
Moiri
- ドラム
Taiki Mizumoto
- ピアノ
iroha

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赤鬼
白紙文集
「赤鬼」は、都会的なバンドサウンドに特徴的なアナログシンセを重ねたシティポップナンバー。 夜の繁華街を思わせる空気の中で、居場所をなくした子供の孤独や愛への渇き、誰かとこのまま夜に紛れてしまいたくなるような衝動を描いている。 ささやくようなボーカルと詩的な歌詞が、甘さと危うさの入り混じる独特の空気を生み出し、ロマンティックでありながら切実な感情を浮かび上がらせる。聴き終えたあとには、ほのかな寂しさが残り、白紙文集らしい物語性が濃く息づいている。
アーティスト情報
白紙文集
ボーカルのアンとコンポーザーのヒカリによる音楽ユニット。
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