汚れた水たまりが
影をつけ僕にそっと 知らせた
無数の価値観や 愛おしさが
その花の意をポキッと折ってしまうらしい
日々を些細に染めた
苦しみや喜び 溢れない
煮えたぎる普通の快楽が
その鳴り続けた鼓動 止めてしまうらしい
落ちる木の葉が僕を刺す
暮れが馴染んでいつもの今日の空
終わりを
そんな誰もが過ごす日常に一つ違和感を
零れ落ちた花びらのようにただゆらゆらと舞っている
そこにはただ悲しみも喜びもない花が咲き誇る
俯いた 影はもう この体からは離れていた
ねぇどうか この僕を 見逃してください
ねぇ
ある二人の間に生まれた新しい命 声を出す
背負った悲しみ苦しみも全て幸せと名付けた
虚ろに開いたその目から
鼓動が聞こえる
零れ落ちた花びらのようにただゆらゆら揺れている
その赤子の目が開く頃には 世界は美しく
零れ落ちた花びらのようにただゆらゆらと舞っている
そこにはただ悲しみと苦しみに溢れる 花が散る
燻った 世界はもう 新しい命に 笑っている
ねぇどうか この僕を 見逃して
許して
- Lyricist
Kazuki Ikarashi
- Composer
Kazuki Ikarashi
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Artist Profile
SILUE
From japan freedom rock
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