歌詞

卒業式の

2人の写真

ぎこちないまま

アルバムの中

そっと閉じたまま

誰かが走る音が

春を惜しむように響く季節です

窓の向こうのあおい空に

君の横顔のシルエット

目が合った瞬間

鐘が

鳴って

春が

終わる

「愛しています

夢見るきみを」

手紙に書いて

渡せないまま

卒業式の

2人の写真

ぎこちないまま

アルバムの中

そっと閉じたまま

思い出はブルー

いつかセピアになるなんて嘘っぱち

窓の向こうの輝きに

照らされて憧れて

夢を見た永遠

音も

立てず

走り

出した

魔法をかけて

いつもの街に

なくしたものを

わすれないように

ディンギーがすべる

ネオンの海に

遠いメモリーの

青い2人が

そっと溶けてゆく

「愛しています

夢見るきみを」

手紙に書いて

渡せないまま

卒業式の

2人の写真

ぎこちないまま

アルバムの中

そっと閉じたまま