※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
北欧の淡い光で包まれた、優しく壮大なサウンド。
2022年3月25日、美しいピアノのメロディー、透き通った空気のようにシンセティックに加工されたヴォーカル、テープマシンやモジュラーシンセサイザーなどの古いアナログ音響機器、そして米や箸やまな板などの日用品を駆使したサウンドエフェクトによって唯一無二の「美」を表現するニューヨークのポストクラシカル/アンビエント/エクスペリメンタルミュージックトリオ Sontag Shogunと、伝統的な楽器や歌声からアナログシンセサイザーやフィールドレコーディングまでを幅広く使用するフィンランドの女性シンガーソングライターLau Nauによる初のコラボレーションアルバム「Valo Siroutuu」をリリースします。
日本語で「光の拡散」を意味するフィンランド語「Valo Siroutuu」をタイトルにした今作は、フィンランドのキミトーン島でLau Nauによってレコーディングされた歌をベースに、Sontag Shogunの各メンバーがモントリオール、ニューヨーク、そしてロサンゼルスで様々な楽器をオーバーダビングした、国境を超えたコラボレーション作品。フィンランド語で歌われるLau Nauのアンニュイな歌声と、英語で歌われるSontag ShogunのJesse Perlsteinの優しい歌声による、美しい絹のような重なり。ピアノやギターなどのアコースティック楽器とテープマシンやシンセサイザーなどのアナログ音響機器による広がりのあるサウンド。そして、キミトーン島でフィールドレコーディングされた風や波の音と鳥の声。その流れるような美しく壮大なサウンドはSigur RosやOlafur ArnaldsやMúmなどの北欧アーティストのファンの琴線にも間違いなく触れるでしょう。
なお、日本盤CDのみ、日本のアーティストであるHacoとFilFlaによるボーナストラックも収録。HacoとMoskitooによる優しい歌声をフィーチャーした美しいリアレンジ曲が加わることで、アルバム本編のフィンランド語と英語での歌だけでなく、日本語の持つ柔らかな響きとそれぞれのアーティストの個性も楽しむことができる。
北米やヨーロッパはもちろん、アジアでもライブツアーを開催し、PitchforkやThe Wireなどの有名音楽メディアからも絶賛される2組のアーティストの才能がコラボレーションした、国境だけでなく、アンビエント、エレクトロニカ、ポストクラシカル、フォーク、そしてエクスペリメンタルなどの音楽ジャンルをも超えた奇跡の名盤です。
美しいピアノのメロディー、透き通った空気のようにシンセティックに加工されたヴォーカル、テープマシンやモジュラーシンセサイザーなどの古いアナログ音響機器、そして米や箸やまな板などの日用品を駆使したサウンドエフェクトによって唯一無二の「美」を表現するニューヨークのポストクラシカル/アンビエント/エクスペリメンタルミュージックトリオ。 2014年、美しい楽曲と圧倒的なサウンドクオリティーで超名盤「Tale」と共にデビュー。ハウシュカとのニューヨークでのツーマンコンサート、ビョークとのコラボレーションでも有名なアントニー・アンド・ザ・ジョンソンズのチェリスト、ジュリア・ケントと北欧ツアー、日本ツアーでのマーク・マグワイアとの共演、さらには、ドイツの大型フェスティバル「Frameworks Festival」やニューヨーク近代美術館「MOMA」での演奏など、その美しい作品を世界中に広め、そのサウンドは有名音楽メディアも賞賛されている。 2017年、ゴッドスピード・ユー!・ブラック・エンペラーのDavid Bryantをエンジニアに迎え、カナダのスタジオでレコーディングした2ndアルバム「Patterns For Resonant Space」をリリース。2019年、フィールドレコーディング、アナログオシレーター、フォーリー、そしてピアノから組み立てられた3rdアルバム「It Billows Up」を、2020年にはベルギーのギタリスト/テープマニピュレーターStijn Hüwelsとの即興演奏をフィーチャーした4thアルバム「The Floating World & The Sorrowful World」をリリースした。 2022年には伝統的な楽器や歌声からアナログシンセサイザーやフィールドレコーディングまでを幅広く使用するフィンランドの女性シンガーソングライターLau Nauによる初のコラボレーションアルバム「Valo Siroutuu」をリリースした。 また、他の分野のアーティストとのコラボレーションも多く、ベルリン国際映画祭など数々の映画祭で作品を発表している西川智也氏や、コンピューターグラフィックデザイナーであるNicolas Sassoonのエキシビジョンでオープニングの音楽を担当するなど、その活動は多岐に渡る。
Lau Nau, aka Laura Naukkarinen, is one of the more interesting names in the Finnish contemporary music scene. A composer, music producer and performer whose music is imbued with a cinematic breadth of vision and idiosyncratic, finely honed sound world. Lau Nau works using both acoustic and electronic instruments, from traditional instruments and singing voice to analogue synthesisers and field recordings. While her songs are luminous, melancholic pieces of experimental chamber folk music, her scores for films and sound installations are experimental studies of sound. Lau Nau’s first solo albums were released in the US (Locust Music 2005 & 2008), winning acclaim from the likes of Pitchfork and The Wire. To date Lau Nau has released seven albums in Europe, USA and Japan, garnering prize nominations like Teosto-, Emma-, Jussi- and Femma prizes. Nowadays she is well known for her music to films, silent films, theatre, dance, multi channel sound installations and lectures about composing. Besides of Lau Nau, Laura Naukkarinen plays also in an improvisational group Kiri Ra! and in duo with Matti Bye. She has been playing in various improv bands as IAX, Maailma, Hertta Lussu Ässä, Kiila, Avarus, the Anaksimandros, Päivänsäde, Kemialliset Ystävät, Chamellows and others.
Ricco Label