Lyric

「人生は一個の映画」なんて、言っても綺麗にまとまんないね

時間は永遠に無くてプライスレス。でもフィルムが一本じゃ足りねぇ

Bad and goodがあるのは普通でも、暦で微妙に変わる顔色

その絶妙な瞬間こそ魅力的なショートフィルムかも

例えば、誰かにとって名脇役、それがそいつにとっての鍵になる

自然にこみ上げてく表情や仕草、振り返れば超味になる

数々の経過を通し、満を持しての主演に抜擢

それが当たるか滑るかどっち転ぶか、駄作になるか？もしかしたら

誰もつけない五つ星、興行収入なら超赤字

「やっちまったなぁ」って、まぁ泣き笑いしてはそこも続編さ切り取る

拭き取るはずのネガティヴも活かしコメディー、生き恥こそが人の道

ほら次の脚本がまた上がる。ってこれ真っ白なんだけど

Lights•camera•actionでtake1転けても直ぐに第二幕

そう、終わりの始まり、始まりの終わりを繰り返していくのさ

シリアスな状況、後の感動で涙腺崩壊してく展開

光の線が眩い、糞ロマンチックな次のカットで裏切り

途方も無い程、長い陳列棚の中、入れ替わる新旧作

安いCGにヘボすぎた台詞って、このどこが不朽の名作

いつかの笑いのネタになるなら寝かせておくか、あん時まで

憎しみ抱かし笑われ泣かれ、心を掴む奴で常にあれ

釣りバカとヤクザの振れ幅、経験が人の付加価値さ

次の話題がもうそこまで来てるけど、一服しよーうさ

Lights camera actionでtake1転けても直ぐに第二幕

そう、終わりの始まり始まりの終わりを繰り返していくのさ

終演の直後に幕が上がり、第二部の公開も待った無し

少しでかめのコーラとポップコーン用意しといた方が得策かも

エンドロール流れスピンオフ、言葉の出来ぬサントラで無言

人生はフィルムの連続、故に今その内のただ一本

ケツと頭直ぐにひっつく、ゴールテープとスタート合図

いつまでも芋引いている場合じゃな。あっという間に響くカチンコが

ずっと断片・欠片集め、喜怒哀楽をちゃんと味わって

そんな終わった様なツラすんな馬鹿、次のチャプターはあっちゅー間

一区切りで息抜こうぜ、ここは丸い星なんさ、なんせ

散らばった様でまとまる点と点、終点の先、別のアゲイン