Lyric

重い身体　連れて　乗り込んだ　電車

二つだけ　並んで　空いている　座席

どっちに座ればいいか　わからないから

結局　僕は　立ったまま

見慣れたような気になった　窓を見て

見慣れることなんてない　僕を見て

こんな僕に　気づかずに

こんな僕を　運んで行く

ガタンゴトン　ガタンゴトン　今だけは

ガタンゴトン　ガタンゴトン　同じ電車

突然　押しのけて　座る人

よろめいた僕が　ぶつかった人

睨まれて　小声で謝った僕

逃げるよう離れる僕を　見る人

ここなら溶け込める　と　逃げた先で

幸せそうに　手を眺める人を見て

こんな僕に　気づかずに

こんな僕も　運んで行く

来た街が　あなたにとって　どんな街か

乗るまでの物語　僕は知らない

行く街が　あなたにとって　どんな街か

降りた後の物語　僕は知らない

ガタンゴトン　ガタンゴトン　今だけは

ガタンゴトン　ガタンゴトン　同じ電車

ガタンゴトン　ガタンゴトン　今だけは

ガタンゴトン　ガタンゴトン　同じ電車