シティーボーイの憂鬱のジャケット写真

歌詞

カナリヤ

SONE

思い通りに生きれるはず

誰かの助言も言うに及ばず

心配事も大してなく

そんな甘い日々はいつか過ぎ去る

果てないはずだった空の青

やがて覆った灰色の雲

光が見えなくなる日常

増えてく酒とため息の量

誰もが夢を持ちなさいと

教えられるのは大人のEgo

積み上げては崩されるLego

毎日汗と流れていく理想

そして誰もが老いていく

逃げられない憂鬱に染まるBlue

だけど、時に光りさす希望

崩れない信念が空を切り裂く

歌えカナリヤ

飛べ空高く

地平線のはるか彼方

風が呼んだ響く稲妻

雨が残した先にあるものは

歌えカナリヤ

飛べ空高く

朝焼けに流した涙

闇が照らした光る星空

雲がちぎれた先にあるものは

つまんない人付き合い

本音を隠す愛想笑い

人はなぜか自分を隠し

己を偽らなきゃ生きられない

俺たちの住むこの原野

嘘や偽りが散りばめられた

罠に彩られたユートピア

あるいは衒のないデイストピア

旅立つ日に肩に背負うものは

罪と罰の臭気に満ちた

強欲と欺瞞に染められた

全てを背負いし黒い翼

誰もがその翼に導かれ

目指すは本当の自分の姿

捨てる世界忘却の明日

やがて消えゆく流した涙

歌えカナリヤ

飛べ空高く

地平線のはるか彼方

風が呼んだ響く稲妻

雨が残した先にあるものは

歌えカナリヤ

飛べ空高く

朝焼けに流した涙

闇が照らした光る星空

雲がちぎれた先にあるものは

歌えカナリヤ

飛べ空高く

地平線のはるか彼方

風が呼んだ響く稲妻

雨が残した先にあるものは

歌えカナリヤ

飛べ空高く

朝焼けに流した涙

闇が照らした光る星空

雲がちぎれた先にあるものは

ある朝覗いた鏡に写る

ダメな自分に嫌気がさす

まだ間に合う 言い聞かせる

残酷な時の流れにあらがう

いつになったら戦いは終わる

無くしたものは数知れず

それでもまた明日は訪れる

誰も止めることなき無常

時に誰かに優しくしたり

時に誰かを冷たくあしらい

狭い部屋にこもり一人きり

わからなくなる自分自身

誰だってそうさ抱える矛盾

だとしたらどこにあるTruth

まやかしの世界なんていらない

すべて見通すカナリヤの瞳

  • 作詞

    SONE

  • 作曲

    SONE

シティーボーイの憂鬱のジャケット写真

SONE の“カナリヤ”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

東京都目黒区レペゼン。
トラック制作、ラップ、ミックス全て1人完結。唯我独尊だけど1人は好きじゃない。
そんな矛盾を抱えたSONEのCity LikeでPopで1人芝居な生活を表現した10枚目のラップアルバム

今回のアルバムは村上龍氏の小説「テニスボーイの憂鬱」をコンセプトに同世代の抱える悩みや葛藤、本音を描いています。

きっと大人世代には刺さる、、、いや若い世代にも刺さったら嬉しいなって本人が言ってました。よろしくお願いします。

アーティスト情報

Hot Dog Records

"