

秋晴れの空の下
荷物を積んで走り出す
色づく山道を抜けていく
窓を少し開けて
「寒い!」
って笑った
キャンプ場に着いて
テントを広げると
「北枕は嫌だな!」
そう言う君
北を確かめながら
慣れない手つきで
テントを張っていく
「まだ時間あるし
少し歩いてみない?」
そう言って
僕の片腕に抱きつく
色づく木々の間を
二人で歩いていると
「お腹すいたね」って
僕を見上げる
今夜は何を食べようか
そんな話をしながら
買い出しに向かった
君と過ごす秋の日は
何でもないことが楽しくて
買い物カゴを押しながら
あれこれ選んでいた君が
「やっぱりタンは欠かせない!」
急に真顔で言うから
思わず吹き出して
一緒に笑った
キャンプ場に戻る頃
空は
夕焼けに染まっていた
炭に火をつけて
二人で夕食の準備
焼ける肉の匂いに
待ちきれない様子で
「まだ焼けないの?」って
もう少し待ってよと
笑いながら答えた
食事を終えて
焚き火に薪を足す
パチパチとはぜる音
少し冷たくなった風
「寒くなってきたね」と言って
毛布を取りに行く
君と過ごす秋の日は
何でもないことが楽しくて
ひとつの毛布に
くるまって
「ちょっと狭いね」って
笑いながら肩を寄せる
少し冷たい空気も
二人の体温で心地よかった
焚き火の炎が
少し小さくなった頃
「ねえ、空!」
そんな声につられて
顔を上げると
数えきれない星が
広がっていた
君と過ごす秋の日は
何でもないことが楽しくて
「あれって天の川?」
指さすその先に
季節外れの天の川
秋の夜空を横切っていた
「秋でも見えるんだね」
少し驚いた
焚き火の音を聞きながら
二人でずっと見上げていた
翌朝
少し冷たい風の中
コーヒーを淹れていると
眠そうな君が隣に来た
ふたつのカップから
白い湯気がのぼる
「また来ようね」
- Lyricist
Furaga
- Composer
Furaga
- Producer
Furaga
- Programming
Furaga

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Kisetsu Hazure no Amanogawa
Furaga
秋のキャンプで見上げた、季節外れの天の川。
焚き火のぬくもりと、澄み渡る夜空。
思いがけず出会った美しい星空を、音楽に込めた一曲です。
Artist Profile
Furaga
Furaga is a Japanese music artist creating songs inspired by stories and vivid imagery. Blending rock, Japanese traditional sounds, and cinematic atmospheres, Furaga explores a wide range of musical styles. Each song is like a short film for the ears, inviting listeners to imagine their own stories and scenery.
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