大切な吐息のジャケット写真

歌詞

ちぎれ雲

高島生典

雨上がりに浮かぶちぎれ雲

キミに飛び乗り見知らぬ街の上

心地よい風が気ままな舵をとる

僕を連れて行って懐かしい場所まで

明日の事など全て忘れ

頭の中空っぽにして

風に身を任せゆらゆら飛び続け

やがて視界に海が広がってゆく

人の心は海の色に似て

輝く青は優しさに満ちる

暗くどよめいた僕たちのこの海は

そこも見えない程黒く荒んでいる

僕らが生まれる前から少しずつ

汚れつつあったのか

急ぎ足で歩く

この都会の人々のように

速さを増して汚れてゆく

激しく揺れる大波のように

浮かぶ小舟を呑み込むこの街

優しく揺れてあの青波のように

浮かぶ小舟を抱きしめるあの場所よ

どぎつい事件や事故と

いつも隣り合わせている日々

突然襲いかかる哀しみに

太刀打ちなど出来ない

何かが狂い始めてる

どうにもどうしようもなくて

ただ打ちひしがれて

何も変わる事変える事出来ずに

僕らが生まれる前から少しずつ

壊れつつあったのか

急ぎ足で歩く

この都会の人々のように

強張った顔で作り笑顔で

疲れ果てるように

速さは更に

増して崩れ去ってゆくのか

激しく揺れる大波のように

浮かぶ小舟を呑み込むこの街

優しく揺れてあの青波のように

浮かぶ小舟を抱きしめるあの場所よ

激しく揺れる大波のように

浮かぶ小舟を呑み込むこの街

優しく揺れてあの青波のように

浮かぶ小舟を抱きしめるあの場所よ

雨上がりに浮かぶちぎれ雲

キミに乗れずに僕らは闇の中

  • 作詞

    高島生典

  • 作曲

    高島生典

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長い間、一緒に過ごしてきた愛猫が続けて他界し、哀しみの中、感謝と溢れる想いを込めた楽曲をメインに、命、自然、コロナ等への想いもストレートに伝えた作品となっています。

アーティスト情報

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