晩年のジャケット写真

歌詞

鏡の中の老人

秋葉大聖

緩んだ蛇口からポツリと落ちた

ため息が冷たい部屋に響いた

僕は今まで何を見てたのか?

ありのままじゃとても生きられなくて

いつの日か孤独が僕を守った

そしてベットに 落ちる体

憧れた夢が人混みへと

流れてゆく真夜中

この歳の割に老けきった顔が鏡の中で

去り行く人の名を叫んだ

このまま夜に沈みますか?

それとも先に進みますか?

全てをゼロに戻しますか?

夢の中で尋ねる

真実だけを望みますか?

優しい嘘は拒みますか?

去り行く人に縋りますか?

夢の中でお別れ?

もう戻れないなら 果てしないなら いっそ全て

散らかったガラスでまた怪我をして

自ら愛した人さえ遠ざけ

同じ過ち繰り返して

最後のタバコから落ちた虚しさ

鍵を下ろしたあの頃の無邪気さ

今日も汚れた酒で流し

違和感だらけの愛のもとに

君を抱いた真夜中

この歳の割に皺寄った顔が鏡の中で

去り行く人の名を叫んだ

このまま深く眠りますか?

それとも先に進みますか?

寂しさに身を任せますか?

どこにいても同じかい?

無くしたい過去はありますか?

足りないものを数えますか?

いつまで不幸でいれますか?

時がくれば変わるかい?

もうここまで来た ここからでもいい みんな全て

このまま夜に沈みますか?

それとも先に進みますか?

まだ愛を感じられますか?

誰かに怯えて生きますか?

あいつを許してやれますか?

まだ人を好きになれますか?

夢の中で訪ねる

真実の愛望みますか?

不確かなもの拒みますか?

まだ愛を感じられますか?

夢の中で抱いてよ

まだ旅を続けられますか?

立ち上がることはできますか?

自分を信じてやれますか?

どこにいても同じさ

いつまでも夜に逃げますか?

目覚めた朝から逃げますか?

徐々に空は明るくなった

時はもう来ています

もうここまで来た ここからでもいい きっと全て

  • 作詞

    秋葉大聖

  • 作曲

    秋葉大聖

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アーティスト情報

秋葉大聖

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