誰にも見せない本当の僕と 秘密を知りたい君が出逢って 優しさごっこで夜を過ごした
アイスコーヒーの氷が溶けて 君から目覚める音が響いた 泡沫にも似た僕の日常
愛した人は思い出も残さず 美しいまま消えてく
結末知ってる小説の栞 過去に戻れるチケット
傷を隠すことに必死だった 罪を背負えるほど魅せられていた 永遠望めるほどに自由で
生きてる辛さも知っていたんだ 愛されたいのか消えたいのかも 答えが出ないところで迷った
写真のフィルムを全て白黒に 誰も傷付かぬように
毛布に包まり 微睡の中で 君の言葉を描いた
本当の愛を知ったら 君がいなくなる気がして
人間は異常で恋は一般論で探り合った
ただ悲しみを今手にした 僕が口にできる言葉
僕をもっと壊して欲しいどこまででも
満たされたまま溶けていたい
雨を待ち望む僕の心と 陽だまりの中でキスする君が 見えない世界ですれ違うから
夕暮れで汗をかいたグラスに 時の儚さと失意が見えて 明日を拒んだまま席を立つ
色んな声を受け止めすぎたから 僕は僕が分からない
失うことには慣れてはいたけど 会いたくなってしまった
愛してるなど言ったら また嘘に生きる気がして
それが怖くて弱気になって サヨナラ言った
ただデジャブを繰り返してた 悲しみに辿り着くような
いつになれば真実だけで生きて行けるの
懐かしい匂いがしてた
壊れた僕の心は君色に染まったままで
遠い世界に旅立ちたいと願っていた
でも 君の声が響いてた夏の匂いがしてたから
恋をしているままの僕で時を止めてよ
優しさを感じていたい
- 作詞
秋葉大聖
- 作曲
秋葉大聖
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秋葉大聖
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晩年
秋葉大聖