ペルソナのジャケット写真

歌詞

種明かしなんて嫌いだ

隠世はてな

公園で奪い合ってたおもちゃは

百均で買えて

遠い地だと思ってた

ショッピングモールは

ワンメーターでついて

ご馳走だったプリンは

夜のスーパーで30%値引かれてて

あこがれの地は意外と近く

掃き溜めみたいな街だ

ネオンは光っているだけ

輝いてなんかいない

大型ビジョンとトラックが

織り成すアパシーなノイズ

不相応なブランド物で

身を固める少女と

猫背のサラリーマン

そろそろカプコンヘリでも

来る頃ですか。

幸せも感動も少しずつ消えていく

小さな世界の価値は薄れていく

電車もカフェも町中はゾンビだらけ

泣いて練習してた逆上がりは

何の役にもたたなくて

あこがれの地は意外と近く

ゴミ箱みたいな街だ

意識高い店立ち並ぶ

横に散らかる吐瀉物

ビルの隙間赤く光る

あれの個性も死んでく

味もわからねぇくせして

高い酒を浴びて吐いて優越感

ロケラン拾い忘れてきましたね。

雨が降ったら

可愛い長靴が履けてご機嫌だった

おもちゃをもって待つレジは

期待に溢れてた

大人は全員正解を知っていて、

嘘なんてつかないって思ってた

盲目だった

明日が来るのが楽しみだった

興奮も衝撃も少しずつ消えていく

一人間の価値は薄れていく

変身も飛行魔法もカネで買える

非日常が日常になっていく

満月も朝焼けも

なんら特別なんかじゃない

サンタクロースはいないらしいし

誰がいなくなっても

それなりに世界は回ってしまう

期待値も悲しみも

少しずつ消えていく

失望にも 段々慣れてきているの

宝箱の中身なんて知りたくなかった

いい子にしてたらいい人生が

送れると勝手に思ってた

まだ見えてなかった世界は

期待に溢れてた

何者だって結局最期は同じ

カソウしてハイになって消えていく

ハッピーエンド、幸せが終わる

  • 作詞

    隠世はてな

  • 作曲

    隠世はてな

ペルソナのジャケット写真

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