歌詞

街が泳いだ

冴えない顔で

瞬きせずに喧騒を噛み締める　ああ

間違いみたいだ

今日も失格で。

愛が無いから指先で模倣する　性

確かに木霊しているんだ

手繋ぎあの子は叫んだ

何処かに置いて来てしまった 無邪気な目を

密かに鼓動していたんだ

手繋ぎあの子は笑った

護る心算も無いのに　ただ

ずっと

此処には無い　此処にも無い

焦げついたその声が、歌が、

「手の鳴る方へ」

目隠しされたこの世の罠踊らせても

その声が、歌が、

今を蝕むだけ

街を泳いだ

冴えない顔で

愛が無いから

意識して呼吸する　性

僅かに纏った歪みさえも

手繋ぎあの子は隠した

護る心算も無いのに　ただ

ずっと

此処には居ない　此処にも居ない

染みついた

僕を捨てて　吐き捨てて

「手の鳴る方へ」

心だけが心だけが灰になって

その声が、歌が、

今を蝕むだけ

きっと

此処には無い　何処にも無い

この先も

続いてくその意味を探して

疲れた心だけが心だけが灰になって

その声が　ああまた

ずっと

此処には無い　此処にも無い

焦げついたその声が、歌が

「手の鳴る方へ」

目隠しされたこの世の罠踊らせても

この声が、歌が、

僕を蝕むだけ

深く