Lyric

サイバー

ノクターンの響く方へ

効きのいいエンジンを蒸せ

退屈で煩いゴミ溜めを抜けて

摩擦を揺らせ

心震わせて

ただの諍いにしたって

危機感の無い電子機器のそれだもの

ずっとミラクルな

イカれたマシン跨げたなら

目の上の玉気にならないくらい

心震わせて

見下された何もかも

ただ味わった

カスみたいな時間

ただ焦りを覚えて

無性にただ苦しんでいた

救いがただ欲しくてな

信じちゃいねぇ

金だ愛だなんてくだらん

何もかも全てが翻る

快感が現れるその時をまだ待つ

いつかお前も驚く幸福を突きつけて

信じちゃうお前をただ嘲笑う

くだらん壊れた世界で

サイバー

意味深な秘密の方へ

気品のないエンジンの煙に蒸せ返る

退屈しのぎのはずが思うより馬力の出る

感情を揺らせ

心震わせて

見知らぬもの それなのに

ずっと探してたものと

すぐに気付くもの？

ただ空の力が滲んで

異常にただ煩わしくて

全てがただ欲しくて

アノマリー

身体に痛みを伴わせて

それでもさ 知ってみたい 触れていたい

素晴らしぃ明日の為

いつもボス面してくる

お前の心を八つ裂きにするまでは

死ねねぇな 夜の静けさに身を潜め

翻る壊れた世界と

初めから全て決まってたようだった

ただこんな風に自由になれたのなら

失わずに済んだのに

苦しまなくて済んだのに

正しささえも疑わずに居られたのに

バイクの後輪と基地が

閃光を纏い燃えている

空から落ちた光の束が

皮膚を裂き心臓を揺らすの

最後に浴びせた罵詈雑言の意味も

お前はどうせ知らない

信じちゃいねぇ

金だ愛だなんてくだらん

何もかも全てが覆る

快感が現れるその時をまだ待つ

いつかお前も驚く幸福を突きつけて

信じちゃうお前をただ嘲笑う

くだらん壊れた世界で