歌詞

馬鹿しくて笑う

高三のあの日

言い忘れたまま

暑さ 去り際に1人

代わり映えのない

町の片隅で

今日でた漫画を

ついでにアイスも

「花火はなんかさ、

性にあわないね。」

なんてマセたふりしてた

君の前だけは

焦りも陰りも

夏のせい

窓枠 揺れる恋

友達と見に来た打上花火と

地べたに落ちるポイ

いつかは僕ら道を誤って

それでも歩いて生きていく

誰も諭さなかった夏の電報を

僕だけは忘れない

少しずつ僕ら 夢を忘れ

それでも歩いて生きる

誰にも悟らせなかった君への想いも

僕だけが忘れないだろう

予報されてない

唐突な夕立で

困り果てた僕

同じような君

似たもの同士で

走り抜けた帰り道

意外とすぐな分かれ道

君ほど器用じゃなくて

「恋も迷いも夏のせい、

そのうち終わるもの」

友達に諭した受け売り文句も

あせた祭りのあと

いつかは僕ら 道を早まって

それでも歩いて生きていく

誰も諭さなかった夏の電報を

僕だけは忘れない

少しずつ僕は 意味を忘れ

それでも歩いて生きる

誰か誘っていいんなら誰を呼べばいいの

馬鹿しくて笑った

いつぞやのあの日

夢で見たかのように綺麗な

リンドウと夏の終

いつかは僕ら道を誤って

それでも歩いて生きていく

誰も諭さなかった夏の電報を

僕だけは忘れない

少しずつ僕ら 夢を忘れ

それでも歩いて生きる

誰にも悟らせなかった君への想いも

僕だけが忘れないだろう