歌詞

朝のひかりが　葉陰を泳ぎ

猫のあくびに　風が触れる

露をはじいた　やさしいリズム

胸のページが　静かにめくる

涼風ひかる　朝のカンタービレ

淡い鼓動が　影をほどく

ひかりの雫が　夢を照らし

やわらかな空へ　心を運ぶ

遠く蝉声　淡いコード

少女の笑みが　風に揺れる

氷水のグラス　音を奏で

透明なメロディー　空へのぼる

涼風ひかる　朝のラプソディ

青い祈りが　胸に満ちて

揺らめく未来を　風が結び

新しい扉を　そっと開く

一瞬の涼　掌に集め

葉擦れのハーモニー　そっと閉じて

明日へ続く　風の小径

二人の足音で　奏でてゆく

東雲の光　露を染め

風の余韻が　静かに消える

また巡る季節まで

この涼み　胸にしまって

また巡る季節まで

この涼み　胸にしまって