REALITYのジャケット写真

歌詞

お下劣と人情

汐水夏

駅前のドンキで安く

済まされた今夜の支度

ただでさえ冷え込んだ日に

言葉も出ないこの距離感

前の匂いもまだ残った

つまらないピンク色の部屋

ご招待頂いたからには

精一杯、汗をかきます。

蜜に浸った金の色

知性を犠牲に惰性で稼いで

名も無い私は誰の物

理性を犠牲に惰性で喘いで

気の抜けた殿方への慰安

こんなにも安い右手で

何かを失っていく

唾液を奪う札束は

心にもない勲章

汁に浸った汗の音

知性を犠牲に惰性で稼いで

蜜に浸った金の色

知性を犠牲に惰性で稼いで

名も無い私は誰の物

犠牲を未然に

防いで

防いで

不愉快な会話をこなして

よく晴れた街へ帰る

いつだって煩悩の中へ消える

金を得て

  • 作詞

    汐水夏

  • 作曲

    汐水夏

  • プロデューサー

    芦沢和則

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