

終電あとの改札は
昼より少し静かで
誰かが落とした会話だけ
風に残っている
コンビニの白い灯り
濡れたアスファルトの色
今日という日が終わるには
まだ少し早い気がした
眠る街の隙間から
遠くのサイレンが聞こえる
夜の途中
どこへ向かうわけでもなく
ただ歩いている
夜の途中
名前のない気持ちだけ
ポケットの中にしまって
街の灯りを見上げていた
信号だけが点滅する
人気のない交差点
急ぐ理由もないのに
少しだけ足を速める
自動販売機の横には
冷たい風が吹いていて
缶コーヒーの温もりが
やけに優しく思えた
答えを探すよりも
夜に任せてみたくなる
夜の途中
変わり続ける街の中
立ち止まってみたり
夜の途中
流れていく時間だけ
静かに見送るように
歩幅を合わせていた
眠れないわけじゃない
寂しいわけでもない
ただ今日が終わる前に
少しだけ眺めていたい
夜の途中
明日へ続く道路を
ひとり歩いている
夜の途中
遠ざかる灯りたちが
夜の向こうへ消えていく
それを見送りながら
夜の途中
まだ帰らなくてもいい
- 作詞者
MARINE
- 作曲者
MARINE
- プロデューサー
MARINE
- バックグラウンドボーカル
MARINE

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ストリーミング / ダウンロード
- 1
初夏の風
MARINE
- 2
帰れない土曜日
MARINE
- 3
金曜日のカフェ
MARINE
- 4
深夜のファミレス
MARINE
- 5
5月のホーム
MARINE
- 6
朝焼けの速度
MARINE
- ⚫︎
夜の途中
MARINE
- 8
改札の風
MARINE
- 9
夜の余白
MARINE
- 10
始発電車
MARINE
アーティスト情報
MARINE
Marine は、水のゆらぎや、まだ言葉にならない感情を 静かにすくい上げるように曲をつくるアーティスト。 制作では AIによる音の発想や質感も自然に取り入れながら、 詞は自らの手で書き重ねている。 透明さとあたたかさが同時に立ち上がる音が特徴。 性別や姿は特に明かしておらず、 音と風景がそっと前に出るスタイルを大切にしている。
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