歌詞

広い空を割く　一筋の飛行機雲が

やがて溶けてゆき　君を遠く連れ去った

不甲斐ない僕が伝えそびれた「愛してる」

不確かな君の最後に見せた笑顔

肩を並べて歩いた海岸通り

潮風は君の髪を揺らした

少し冷めたコーヒーを飲み干しながら

昔のことを思い出していた

いつまでも続くと思っていた時間は

波打ち際の泡のように弾けて消えていった

あの日に帰ってやり直すことが出来るのならば

素直な気持ち　君に伝えたい

広い空に架かる鮮やかな虹の先に

届きますように　紙飛行機を飛ばした

爽やかな風が吹き抜けるこの場所で

君が見えなくなるまで大きく手を振った

いつだって僕たちはすれ違いだらけの日々を過ごして

向き合うことができずに忙しさを訳にしたり

いつの日かまた世界のどこかで巡り会えたら

その時は笑って話せると良いな

広い空を割く　一筋の飛行機雲が

やがて溶けてゆき　君を遠く連れ去った

不甲斐ない僕が伝えそびれた「愛してる」

不確かな君の最後に見せた笑顔

白い花束を最後に君に贈ろう

遠く離れても幸せを願っているよ

新しい街で元気に過ごせますように

僕は大丈夫　心配はいらないよ