歌詞
フォルマ
umigame, 可不
溶け出した雨は何かに変わっていた
なにもない此処からまたさよならを
砕いて無くなって
もう欠片も想っていない
色の無いこの世界の
僕らの視界は濁っていた
明け透けな
黒い言葉たちが救いようも無いほど
酷く心傷つけては
どうかしてんだ
愛もなかったまま
また最低なままで明日も息をする
きっと笑うから
もっと笑えるなら
涙溢した道化が囁く
黒く澱んでいる明日を生きても
死んだようだった
そう。今は
告げられた言葉で
逃げ出す僕らは
何もかもが嘘くさくて
灰のようになって
後ろ指さされて
背中に張り付いてる
臆病者、身の程知らずの印
五月蝿い声が耳貫いて
うんざりしてんだよ
相も変わらず
腐って咲いて
野に咲く花
バラバラになってさ
愛するだけじゃ
何も変わらないな
優しさってやつは
誰かの我慢で出来てたんだ
善人の顔した鬼に殺される日々でさ
音楽なんて
嫌いになった
ここから最低なままで息を確保する
子供の頃見た
夢はとうに捥がれて
最低限の希望だって
箱舟に乗っかって揺れてた
わからないけど
普通ってのはこうゆうもんでしょ
なあ
あんたらが言う常識はこれかよ
昨日と変わるかな
今日も生きるのかな
嫌悪、絶望ばかりの物語で
心殺して明日を生きたら
報われるなら
ここで終わらせて
奪われたものなんて
手を溢れるほどあって
それでもまだ
幸せなんて欠片も見つからず
濁る水面を眺め沈んでく
ありのまま生きたって
馬鹿にされて、また怖くなって
自分らしさなんてとうにない
まだ人の目が怖くて
本心デリートで
狙いすまし
いつかここを抜け出して
最高速で崩壊して
また、どうかしていこう
相も変わらず
腐って裂いて
君もほら
鮮やかになってさ
愛するだけじゃ
何も変わらないじゃん
終わらないでいるんだ
きっと明日もまた歩いて生きてく
- 作詞
umigame
- 作曲
umigame
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