歌詞

終電に乗れなくて

ホームの隅でタバコを吸った

遠回りの帰り道だけれど

かわいそうに見えんなら　勘違いよ

溢れかえる湯船気づかぬまま

聴き続けてる　ブルース＆バラード

たった一人だけど

１Kのアパートが私の城

これまでの中身のない

虚しさが両手塞いでいる

風船持ったピエロ

渡す相手がいないから

自分ごと浮いてしまう

そしてどこか消えていく前に

手を離す勇気を

ついてなかっただけさ　きっと

そうやってやり過ごすよ　ずっと

選ばされてきた多くの中で

小さく光る私を見逃さないで

ついてなかっただけだから

今夜はとりあえず　話をしようか

あなたのキスで目覚める朝

家族写真とか普通という幸せの重さ

どれも後回しで

無くていいんだとすら思っていた

枯れ切った涙の水溜りから

芽吹く強さだけで　大丈夫だから

歩き続けよう

私の足を信じているの

ついてなかっただけさ　きっと

そうやって堪えてんだ　ずっと

選ばされてきた夜の中で

誰もが、自分の道と叫んでいる

ついてなかっただけさ　きっと

そうやってやり過ごすよ　ずっと

ついてなかっただけだから　今夜は

今夜だけだから

ついてなかっただけさ　きっと

そうやってやり過ごすよ　ずっと

雨の中踊る日々だけど　今夜は

今夜だけだから

ついてなかっただけさ

ついてなかっただけさ

ついてなかっただけだから　今夜は

とりあえず　話をしようか