Lyric

寒い日にはくっつき歩く なんてことはもうしないけれど

この冗談 見せる笑顔 ぬくもりは充分に取れるさ

変わり続ける街並みの中

変わらないでいれますように そっと願う

何もかもが上手くいった訳じゃない そのうえで今見てる景色があるんだ

記念日じゃなくても届けよう この声を束ねて

照れくさいことも この際詰め込んでしまおう

何度でも見つけるよ 君らしい君のこと 大袈裟じゃない それで僕は僕でいられる

ゆるやかに伸びるこの坂道の途中 まだ知らない当たり前を探しにゆこう

些細なことほどお互いに譲れないこだわりがあったり

癖のことで言い合ったり 喋らない時間が続いたり

それでも同じ場面で笑ったり 同じ瞬間に同じことを考えてたり

あの日見逃したままのドラマを今度こそ見ようよ

思ってた通りの結末じゃなくていい

もしも僕じゃなくても 君なら誰かと幸せになってるのかな なんて思う日もあるけど

何度でも見つけるよ 僕だけが君だけを 笑わせることができることをずっと

春の風のように僕の悩みなどさらってしまう

記念日じゃなくても届けよう この声を束ねて先延ばしじゃいつの間にか萎れてしまうから

五十音じゃ足りなくて 五十年じゃ短くて

五十回生まれても たぶん伝えきれないけれど

何度でも見つけるよ 君らしい君のこと不思議なくらい

それで僕は僕でいられる

ごめんねもありがとうもおやすみも愛してるも

幸せだったって言える旅立ちの日まで

優しい陽の当たるこの坂道の途中 まだ知らない当たり前を探しにゆこう