紫のゆかりのジャケット写真

歌詞

紫のゆかり

花咲 愛実

東風(こち)吹く 季節の

桜の下

私の温もりに 笑顔溢れし君

春の思ひ出

月の満ち欠け 私の心

満月の夜に 照らされし

隠しきれぬ 相聞歌

忘れえぬ夏

「花」というものは 日に日に

色を失くしてゆくのに

「恋」というものは 日に日に

色を増してゆく

叶う事なき 「遠き約束」

もみぢ葉は 紅く色づく

恋ごころ

秋高し 夕暮れに

二人で奏でし 恋の音は

深き記憶

雪は音を消し去り 降り積もり

寒さと共に

君の命も 消し去った

愛しき君の名を叫ぶ

心も凍りし 寒空の下

「花」というものは 日に日に

色を失くしてゆくのに

「恋」というものは 日に日に

色を増してゆく

忘れず生きる 「遠き約束」

花は枯れて 「種」に成り

恋は枯れて 「心」に成る

君亡き後の 恋しき日々は

私の心の一部と成りて

愛(かな)しき夜でも

私はそれを

永遠(とわ)に温める

  • 作詞者

    花咲 愛実

  • 作曲者

    花咲 愛実

  • プロデューサー

    花咲 愛実

  • グラフィックデザイン

    花咲 愛実

  • ソングライター

    花咲 愛実

  • プログラミング

    花咲 愛実

紫のゆかりのジャケット写真

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    紫のゆかり

    花咲 愛実

【コメント】
芸術家の「渡辺 光(ひかり) 様」からお声掛けを頂きましてコラボさせて頂きました。それにあたりまして、制作致しました楽曲になります。

渡辺様は。芸術のセンスが本当に素晴らしい方です。
絵画、折紙、オリジナルの書道など、様々な芸術の分野におきまして、数々の受賞歴をお持ちの凄い方です。

コラボにつきまして、渡辺様の作品(絵画、折紙)に合う様にと「源氏物語」がテーマになりました。

普段は現代に合わせて作詞をしていますので正直、非常に焦りました。
そしてなにより…。
私、お恥ずかしいながらにも「源氏物語」全く知らなかったのです。

まず、渡辺様のお書きになりました絵画を参考にイメージした時に、「紫」がひとつのテーマでもありましたので、サビには「色」を表す表現にしたいと考えました。

数年前に書いた自作詩を思い出しまして、これは自分の中でもかなり大切に思っている作品でした。それが、今回の楽曲のサビ部分に当たります。

また古語(思ひ出、ゆく、もみぢ等)や、季語(東風、秋高し等)を使いながら作詞を致しました。

より詳しい解説は、私の「note」というアプリの記事に「解説」として記載させて頂いております。
「https://note.com/hana4no4kotoba4/n/ndf0540682074」

今回は古風な楽曲作りで、私自身にとりましても、大変貴重な経験のひとつ、となりました。

アーティスト情報

  • 花咲 愛実

    【花咲愛実(はなさき めぐみ)】 2021年から、病気になった事をきっかけに溢 れ出てくる言葉が、止まらなくなりました。活 動名は全て「HANA。(はな。)」です。各SNS を通して「詩」 「言葉」 「音」を表現しています。2025年4月以降から、作詞とアーティスト活動名のみを「花咲愛実」に改名致しました。 YouTubeチャンネル名は、「花咲愛実の歌」です♡ 私は、現在も病気と闘いながら、そして、 たくさんの方々に支えられながら、「言葉」を 紡いでいます。本当にありがたい事だと感じております。 体調が悪く、諦めそうにも、何度もなりましたが「自分に出来る事を精一杯やり、 生きる!」という道を選択致しました。 そして、2025年10月より 詩人・作詞家・朗読 家・エッセイストである私の多用性に特化した 「Poetry Music」という表現法方を取り入れ、 【Poetry Music Artist】 として活動を新たに始めました。 「Poetry Music」とは、作詞、朗読、楽曲を組み 合わせた珍しい音楽ジャンルになります。 現在の日本のリリース形態は、どこか「作詞」を軽視しているように感じています。 私は、「言葉と共に生きる一人のArtist」として、その大切さと奥深さを、これからも伝え続けていきたいと思っています。 自分自身を励ます言葉を、私はずっと探してい ます。そんな、道すがら。たったお一人でも... 私の作品に触れ、「人生に彩りを与える事が出 来たら良いな」と、おこがましくも、思ってお ります。皆様、どうぞ宜しくお願い致します。 言葉の花束をあなたに...。

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