Lyric

一歩踏み出して　その手のひらへ

届くように　近付くよもっと

いつもと変わらない　帰り道

大切な時間

きみの横顔が　離れない

そんな距離で

夕陽射して　染まる頬に

手を伸ばして　触れてみたいんだ

「…意識してる？」

今から一歩踏み出して

その手のひらに

重ねるよ　ぼくの手をそっと

きみの温度をいま　感じてる

「もしかして」なんて

期待が咲いた

視線が重なる　それだけで

体温が上がって

些細な仕草が　胸の鼓動

逸らせてく

きみの笑顔　きみの声を

想うだけで　心が晴れてく

「これが恋なんだ」

移りゆく　感情は

形のない　想いの印

砂場に　遺した

「好き」の二文字

刹那へ溶ける前に

伝えるから　届けるから

世界に　二人で居させて

このまま　ずっと

今すぐ一歩踏み出せば

もう　分かるでしょ

きみとぼくの　重なる鼓動

次は形にして　届けるね

果てのない想い

そっと抱き寄せた距離

足元に伸びる影も　茜に染まるよ

きみの温度を　いま感じてる

恋に落ちたんだ　夕焼けの空