歌詞

「金がねえ」が口癖の君は

居酒屋巡る記念日で満足してたのに

高級ホテルでディナー

確かにそれも楽しいからいいよね

ポケモン知らないところとか

ホルモンが苦手なところとか

変わってるのが好きだった

こっそり君に送ってたラフミックスと

少し盛れてて嬉しいプリクラ

送る場所もなくなって

友に送り無理やり誤魔化す

この時代思い出を消す場所が多すぎたね

恋愛ごっこ遊びとかはしてないで

本気で誰かを愛して笑って

もしも誰かのせいで君の人生

無駄にしているなら

あの時教えたバンドを聴いて

少しは報われるはずだから

そのときあたしのことも

思いだしてくれたらいいな(笑)

ラクーアもキツくなる季節

部室の「しめ」ももうみれない

喜怒哀楽に当てはまらない感情が

頭ん中共鳴して夜を迎えて

変わり者のあたしたちは

流行り調のラブソングが

似合わない、聞かなかったね

音楽無しでは出会えなかったから

ギターの弦を張り替え今日も歌っている

薄汚れ古着で

世田谷北沢小走り

遅刻で削れた時給数%の裏で流れる

最後の日2人で聞いた「東京」

なんでもなくないし、

本気で未来に向き合って生きて

もし時代のせいで君の人生

無駄にしているなら

あの時教えたバンドを聴いて

それでも救われないなら

また新しいバンドを教えてあげるからさ

ネット海の中、糸は消さないで