遠吠えのジャケット写真

歌詞

遠吠え

akari

生を受けた代償にまだ何か返すべき負債が

残っている気がして

生まれてよかったって認められるようなものなんて

生み出せていないのに

何も無いのあなたにとって有益なものは何も

ひしゃげて転がってる自尊心かろうじて息してるだけ

慈しい痛みを引っさげ

それでもトドメは刺させない

どうなったって知らんこっちゃ

奪えないものしか持ってないから

どこまで耐えられるかチキンレースに価値を見出してる

クレイジーな世界で

否応なしに分別されて無能のレッテル貼られて

リカバリーなんて無理

何も無いのあなたが期待してるようなものは何も

いっそふっと消えちゃえばその方が世のためだろか

疎ましい責苦を消し去れ

恥なんて忍んでやらない

水に流してサヨナラ

どうせ負け犬なら吠えてやんよ

人知れず脈打ってるだけ それでいい

慈しい痛みを引っさげ

それでもトドメは刺させない

どうなったって知らんこっちゃ

奪えないものしか持ってないから

負け犬らしく吠えてやんよ

  • 作詞

    akari

  • 作曲

    akari

  • レコーディングエンジニア

    木村

  • ミキシングエンジニア

    木村

  • マスタリングエンジニア

    木村

  • ボーカル

    akari

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    遠吠え

    akari

周りと比較して自分が劣っているように感じてしまう時や、何か生きた証のようなものを残さないといけない焦燥感に駆られる時。
悲壮感に浸っていたい、そしてそれしかできない日もあるでしょう。
その葛藤に向き合って濾過された結果残ったもの。
それはきっと誰であろうが、どんな風潮だろうが、どんな時代であろうが奪うことのできないアイデンティティになり得るのではないでしょうか。
「遠吠え」は縄張りを主張するための行為という説がありますが、この曲も他人や時代が作り上げた成功例に縛られず、自分自身を肯定していこう、というメッセージを込めて作りました。

Jazzをベースに、遠吠えを連想させるかのような高音を効かせたサビはロックテイストで仕上げた心揺さぶられるサウンドになっています。

アーティスト情報

  • akari

    心を揺さぶるメロディと共感を呼ぶ歌詞を生み出すシンガーソングライターです。 音楽を通じて、切なさ、悲しみ、無力感といった生きている上で誰しもが直面する「闇」に寄り添いながらも、その葛藤を肯定し、心の奥にある「灯火」を灯せるようなアーティストを目指しています。 ジャンルに縛られることなく、ポップ、ロック、バラードと幅広いスタイルを取り入れ、独自の世界観で魅了します。優しさと力強さを兼ね備えた歌声を強みとしており、歌詞には、自分自身や大切な人との関わり、日々の葛藤と成長など、誰もが共感できるテーマが込められており、そのリアルで繊細な表現が特徴です。 活動開始数ヶ月で、海外メディアにも注目のインディーズMVとして「Poor Vampire」が取り上げられる等、国境を越えて活躍の兆しが見えています。

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