Lyric

僕じゃないんだよ

僕じゃなかったんだね

なんとなく分かってた

あしらう様な言葉

近くて遠い雪景色に

僕はまるで冬の空を飛ぶ鳥の様だ

目もあけられない吹雪の中にいたのかな

君の隣を歩くのは僕じゃない

来年の春

君が抜け出せなかった

景色の中に

美しい翼で舞い降り

願いの魔法をかけたかった

大きなプレゼントは

冷たい風になり

僕の心を傷付ける

僕じゃないんだよ

僕じゃなかったんだね

君のささやく言葉は

雪景色に見えなくなり

降り立つ場所さえ見失う

寒空から願う

君の幸せ

言葉は日に日に薄く

笑われていたんだね

知らないふりも疲れたよ

ボロボロになった僕の羽は吹雪に傷つく

ヒラヒラと君の元へ落ちてゆくのかな

君の隣に落ちても君は気付かない

大空に流す

大粒の涙は雪となり

深い雪景色に

君への思いを伝える

降る雪に とまり木さえ求めない

君への思いは

雪が溶ける頃

消えゆくだろう

君じゃないんだよ

君じゃなかったんだね

そう言い聞かせる僕は

涙をぬぐい去り

寒さも感じなくなる

僕の笑顔を

空に描こう

僕の願いの中に

君もいる

ただ違うのは

すべての中の君となること

大空を駆け巡る鳥となり

思いを込めて

幸せを願う

僕じゃないんだよ

僕じゃなかったんだね

君のささやく言葉は

雪景色に見えなくなり

降り立つ場所さえ見失う

寒空に描く

僕の心

前を向いて

歩みだす

僕は後ろを振り向かない

明るい僕が好きだから

明日はまた日が昇る

空に奏でる

僕のうた