朝起きた 霧雨が
窓に当たる スモークみたい
会えるには会えるけど
君の姿 よく見えない
いつの間にか伸びた
髪を結んで ドアを開ける
傘を差すか迷うような
じれったさは 今の君と同じ
こんな小雨じゃ 渇いてしまうから
どうせならずっと、土砂降りでいい
潤わせて
崩れてしまうギリギリまで
あなたが必要なの
帰りのにわか雨に
傘も持たず 出て行く君
「すぐ止むから」と言って
走る背中 まだ遠くて
いつの間にか過ぎた
梅雨の匂いが 頬を濡らす
心の奥被ったままの
砂埃を洗い流すように
こんな小雨じゃ 渇いてしまうから
どうせならもっと、土砂降りでいい
潤わせて
割れるような音の中で
あなたを感じたいの
忘れられた、と思った頃には
まだ忘れ切れてなんかいなくて
君が教えてくれたあの人のあの歌が
今も耳にこびり付いて取れない
まだサヨナラも上手く
言えないままで
君と過ごしてた日々が
遠ざかっていく
こんな小雨じゃ 弱すぎるから
辛い想い出も、悲しい記憶も
洗い流して 心の傷を癒すのには
あなたが・・・
こんな小雨じゃ 渇いてしまうから
どうせならずっと、土砂降りでいい
潤わせて
崩れてしまうギリギリまで
あなたが必要なの
- Lyricist
Yumi Tashiro
- Composer
Yumi Tashiro
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