歌詞

これまでとこれからのことを

少しだけ話そう

朝目が覚めたら幸せなことが

何か待っていたらいいのにな

そんなわけないけれど

案外ないならなくたっていいの

自分の機嫌くらい

自分で取りたい

ありきたりな日々を

嘆く暇もないくらいに

寄り道しながら歩いていこう

駅まで遠いついでに

約束の時間には

少し遅れると伝えておけばいい

路地裏、室外機と落書きの

何処にも意味はないけど

住み慣れた街にさえ

知らないことがまだ溢れてる

愛に飢えたり

無い物ねだり

振り返れば悪くない

記憶はアクセサリー

着飾っていきましょう

余りに眩しく輝いているから

勘違いすることもあったわ

ああ、本当に欲しいものを

見つけるのは難しい

目移りしてみたり

羨んでいたり

他人の人生はショーウィンドウ越し

でもトルソーの傷まで愛せるのは

自分の人生だけ

語り尽くせないくらいに

寄り道しながら歩いていこう

駅からまだ遠いから

待ち合わせの場所なら

少し変わるくらい大したことはない

街角、ネオンに集う人混みを

擦り抜け交差点まで

帰る場所の事なら

まだ暫くは気にも留めない

この旅路は続くけれど

日が暮れる前に一息入れよう

これまでとこれからのことを

少しだけ話そう