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年内リリース予定の新アルバムからの先行シングル第2弾『BAKI』では、東京ヒップホップの重要人物・仙人掌(MONJU/DOWN NORTH CAMP)が客演。世代やトレンドを超えたこの共演は、東京ヒップホップの血脈と未来をつなぐ一曲となっている。
ビートはJinmenusagiのプロデューサー名義LEEYVNGが制作。MPCを駆使し、カセットテープからサンプリングしたエキゾチックなベースに重厚なキックとスネアが加わり、都市の湿度や裏路地の空気感を真空パックしたような“怪しさ”を醸し出す。
Jinmenusagiのフローとリアルな描写は鋭く研ぎ澄まされ、虚飾を斬り裂く鋭利な表現で聴く者に強烈なリアリティを突きつける。一方、仙人掌のバースは重みのある響きで、「吸うことより吐くものこそラッパーはこだわる」というパンチラインが作品の核心を突く。
二人の対比が楽曲に深みと緊張感を与え、トレンドや表面的なスタイルを打ち壊す。03-Performanceで公開されたパフォーマンスも、単なる映像を超えてドキュメンタリー的内容として「BAKI」の文化的意義を強調する。
Jinmenusagiの最新アルバムにも注目が集まる中、続報を待て。