

塗板がセンベイ食べて
春の日の夕暮は静かです
アンダースロウされた灰が蒼ざめて
春の日の夕暮は穏かです
あゝ、案山子はなきか――あるまい
馬嘶くか――嘶きもしまい
たゞたゞ青色の月の光のノメランとするまゝに
従順なのは春の日の夕暮か
ポトホトと臘涙に野の中の伽藍は赤く
荷馬車の車、油を失ひ
私が歴史的現在に物を言へば
嘲る嘲る空と山とが
瓦が一枚はぐれました
春の日の夕暮はこれから無言ながら
前進します
自らの静脈管の中へです
- 作詞者
中原中也
- 作曲者
かたね16詩歌化工房
- プロデューサー
かたね16詩歌化工房
- プログラミング
かたね16詩歌化工房

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春の夕暮 -中原中也-
かたね16詩歌化工房
中原中也の詩(パブリックドメイン)を、生成AI(Suno pro)を用いて歌にした楽曲です。
詩の世界観や言葉の持つリズムを深く解釈し、幾度もの試行錯誤を経て、そのイメージに寄り添うアンサンブルとボーカルスタイルを構築しました。
朗読とはひと味違う、音楽と詩が融合した新たな聴覚体験をお楽しみください。



