盗天のジャケット写真

夜 街は眠っている

眠れないのは

空っぽの者たちだけ

石畳に 影が落ちている

重いのは 夜じゃない

この世に染みついた 決まりごと

持つ者の 声は響き

持たざる者の 声は消える

――それを

果たして正義と 呼ぶのか

わたしは思う

法は 守るためにある筈だと

けれど今は

縛るために 在る

盗め 盗め 天を盗め

天とは 支配の名

奪うのは 富じゃない

奪い返すのは

自由と 正しさだ

屋根を渡り 闇に溶け

わたしは 影になる

刃を持たないのは

優しさなんかじゃない

それより鋭い

想いを 抱いている

盗んだのは 富じゃない

壊したのは

偽りの 威(い)

掴め 掴め 自由(てん)を掴め

恐れで固めた この空を

突き破れ

罪だと言うなら それでいい

正義は いつも

後から 決まる

火が回り 縄が締まる

人は言う

「それでも 罪だ」と

わたしは笑う 思想まで

灼けると 思うな

奪われるのは この身だけ

この魂(こころ)は

誰にも 渡さない

名声(な)など 初めから

いりはしない

天は盗めない

――誰が 決めた

盗め 盗め 天を盗め

この世の嘘を 暴(あば)け

名は消えても 灯は残る

それが 盗天

夜は明ける

空は 青い

今日もまた 誰かが

天を 仰ぐ

  • 作詞者

    Japanese Rock 緋色 -Hiiro-

  • 作曲者

    Japanese Rock 緋色 -Hiiro-

  • プロデューサー

    Japanese Rock 緋色 -Hiiro-

  • ボーカル

    Japanese Rock 緋色 -Hiiro-

  • その他の楽器

    Japanese Rock 緋色 -Hiiro-

盗天のジャケット写真

Japanese Rock 緋色 -Hiiro- の“盗天”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

  • ⚫︎

    盗天

    Japanese Rock 緋色 -Hiiro-

「天を、盗む。」
“Steal the sky.”


奪われ続ける時代に抗った
ひとりの人間の覚悟を描いた和風ロック。

法が正しさを失い、
秩序が弱者を削るとき、
生きるために選んだ“盗み”は、
反逆ではなく、奪還だった。

見上げていた空は、もう遠くない。
天は、与えられるものじゃない。
自らの手で、取り戻すものだ。

"