漂流 〜see ya〜のジャケット写真

歌詞

展望 ~機関車ゴイスー~

游久

オレは幸せだ 誰がなんと言おうと幸せだ

おまけに友達沢山だ 夢をたんと焚いて走る機関車だ

面と向かっては話せない すぐ忘れるから書き留めとくよ

お説教臭くなったら悪いけど そんなつもりないよ

オレが産まれたのは昭和の終わり ちとばか変わっている三男坊

全然気にしてないから言わないけど 鍵っ子のおばあちゃんっ子

バブル崩壊後の列島にやっとついてきた物心

珍しいオヤジとオフクロの 帰りいつも待ち侘びてたよ

その頃の人や街は全部 なんだかやたらと賑やかで

夜のネオンは燻んでて 香水 酒の匂いごちゃ混ぜで

生活ってなささやかで TVをつけたら華やかで

くだらねぇってオヤジが寝転んで ハナで笑ってたの覚えてる

興味湧かなかった オフクロがオフクロになる前の事とか

サヨナラしなくちゃいけないとか 家族が家族だとか

重なり合ってるよな何かが 運命なら 君に出会って初めてそう思う

他人じゃないって思う

世界は広くて だけど世間はすんごく狭くて

これから覚える事は素敵な恋とか孤独だとか

そりゃケンカもする事あるけど 逃げなければ距離はつまるでしょ

イジワルな奴らとかほっとけ 並ぶくらいならつくるよホットケーキ

に塗るピーナッツバター 友達は選べる家族さ

大好きて言えたら無敵だ きっと世界もキラキラ素敵さ

変ない? それでいい それがいい ていうかそれがいい

大人の言うこと聞かなくていい だからオレのことも聞かなくていい

だけど たまに夜は暗くて 永くて 寒くて

隣で誰か震えて 心が悲しくなってく

笑ってあっためてあげて きっと不思議とポカポカなってく

ちょっと夜更かしでもして 皆んなが寝たら世界を1人占め

すごいよね すごいね

疲れて眠りについたら 朝がさらっていくけれど

皆んなすぐに忘れるけど 沢山の夢をみたんだ

夢は想像もできない 来たる未来へ向かう機関車だ

  • 作詞

    游久

  • 作曲

    Plya Beats, YUKYU

漂流 〜see ya〜のジャケット写真

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知る人ぞ知る、玄人達を唸らせてきた游久がついに1stアルバムをリリース。
【漂流〜see ya〜】と題された本作は、自身の半生を綴ったまさに自叙伝。Plya Beatsのアフロビートが軽快な「アイラマLIFE」から始まり、11曲目の「舟出」で、止まる事なく歩み続けるというストーリー。2020年の象徴ともなったコロナをトピックにした「バッドトリップ〜手招き踊ろよウィークエンド〜」や、ベーシスト大塚謙一郎を迎えたロックな游久節が光る 苦悩を歌った「千鳥足桟橋」。出身地 熊本の震災を受け制作されたNO BEER TEAMプロデュース、ゴスペルテイストの「ラブ&ピース〜Album ver〜」、餓鬼レンジャーのGPをfeatし感謝を綴った、表題曲ともいえる「アナタ〜see ya〜」。
ワンマイクながらも聞き飽きさせない多彩な引き出しで游久像を詰め込んだ、何とも味わい深い渾身の作品。

アーティスト情報

股旅レコード

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