歌詞

血を分けた従兄弟(いとこ) 同じ道を歩む

並び立つ姿に 心騒がせてた

賞賛の声 集める光

その影で芽生える 黒いささやき

届かぬ高み 焦がれる想い

歪んだ眼差し 募る劣等感

あの日から始まった 闇への誘い

友を欺く 愚かな企み

嫉妬の炎 燃え上がる胸

憎しみだけが 募りていく

慈悲の光 遠ざかる道

奈落の底へ 落ちてゆく魂

岩を落とし 狂象を放つ

幾度も繰り返す 罪深き行い

それでも揺らがぬ 彼の慈愛

その輝きが 更に僕を狂わせる

許されぬ罪 逃れられぬ業（ごう）

地獄の扉 開かれる音がする

「なぜ気づけなかった 真の教えに」

悔恨の叫び 空しく響く

嫉妬の炎 燃え上がる胸

憎しみだけが 募りていく

慈悲の光 遠ざかる道

奈落の底へ 落ちてゆく魂

たとえ深い闇に 囚われようと

仏陀の教えは 光を灯す

比較から生まれし 苦しみの鎖

今こそ断ち切り 解き放つ時

嫉妬の炎 燃え上がる胸

憎しみだけが 募りていく

慈悲の光 遠ざかる道

奈落の底へ 落ちてゆく魂

砕け散る夢 瓦解する心

しかしそこに 残る一縷の光

生まれ変わるなら 静かなる心で

どうか安らぎを… 罪を赦して…