

静かな風が 頬を撫でてく
夕暮れの匂い 胸を締めつける
浴衣の裾が 揺れるたびに
あの日の君が ふと蘇る
懐かしい声 笑い合った日々
時代は流れても 色褪せない
夜空に咲いた 一瞬の光
届かぬ願いも きっと意味がある
誰かの想いが 誰かの胸に
そっと灯るよ この空の下で
花火が聞こえる夜に
すれ違うたび 言えなかった言葉
今なら素直に 伝えられるかな
手を振る背中 追いかけずに
ただ遠くから 見守っていた
失くしたものと 残されたもの
変わってく景色に 重なる想い
夜空を焦がす 儚い光
言葉にできずに 抱えてた気持ち
誰かを想えば 誰かに届く
たとえ離れても 変わらぬまま
花火が照らした夜に
今も君はどこかで
同じ空を見てるかな
ひとつ、ふたつ、願いがこぼれる
夜空に咲いた 永遠のような
一瞬を胸に 刻みつけるから
誰かの想いが 誰かを照らす
この世界はまだ 捨てたもんじゃない
花火が聞こえる夜に
- Lyricist
SANDS.inc
- Composer
SANDS.inc
- Producer
SANDS.inc
- Graphic Design
SANDS.inc
- Vocals
Tororo

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Hanabi
Tororo