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歌詞

リリーの棺

黒色すみれ

小さなガラスの部屋

ゆりの花でいっぱいにして

甘い香りの中眠ったなら

安らかに死ぬことが出来るのらしい

頭はしびれたまま

この恋はリリーの棺

それは甘美な幻想

なかなか死ぬことはない

不確実な”またね”

頼りにしていつも

よくあること、よくあること

魔法をかけた

触れたくて 触れられなくて

叫びだす 熱い血潮が

伝えたくて 伝えられなくて

飲み込んだ“さよなら”

なだめるように

頭の上に置かれた手の平

あたたかくて 思わず照れた

あの日

わたしは上手く笑えていただろうか

人は傷つくものだよ

人は悲しむものだよ

アルビレオに訊いたところで

ほんとの善悪なんて分からない

目の前に散らかっている

恐いこと全部

ひとつずつなくなっていったら

自由になれるかな

触れたくて 触れられなくて

叫びだす 熱い血潮が

伝えたくて 伝えられなくて

飲み込んだ“さよなら”

なだめるように

頭の上に置かれた手の平

あたたかくて 思わず照れた

あの日

わたしは上手く笑えていただろうか

  • 作詞

    佐藤由佳

  • 作曲

    佐藤由佳

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黒色すみれ活動10周年記念アルバム。
10年の集大成とも言えるバラエティに富んだ楽曲のオンパレード!
ジャンルレスな黒色すみれの活動の広さを感じることが出来る珠玉の一枚。
ゲストもBUCK-TICKのギタリスト今井寿や「水曜どうでしょう」ディレクター、嬉野雅道・藤村忠寿などボーダーレス。

アーティスト情報

Kokusyoku Sumire

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