Break!Burn!Bang! Front Cover

Lyric

R.roxburghii

K1N0

濡れた路地に 影が揺れて

吐息さえも 夜に溶ける

触れた指先 薔薇の棘が

交わるたびに 血を滲ませる

硝子越しの月が 静かに見下ろす

背徳の香りが 夜を包み込む

もう戻れないと 知っているのに

縛る腕に 甘く囚われて

滅びを予感しても その胸に沈む

十六夜薔薇が 開くその瞬間まで

十六夜に 咲く薔薇だから

満たされぬまま 夢を喰らう

甘い毒に 染まりながら

嗚呼 罪をもっと頂戴

たとえ世界が 灰に変わっても

この唇は あなたを求め続ける

紅いグラスに 影を浮かべ

嘘の味で 唇を濡らす

冷たい指が 奪う熱を

このまま夜に 沈めてほしい

真紅のワインが 喉を這い落ちる

心臓の鼓動を 甘く狂わせて

ほどける心 抱きしめたなら

どこにも行けなく なるくせに

終わりを知っていても 抗えない

十六夜薔薇に 魅入られたまま

十六夜に 咲く薔薇だから

満たされぬまま 闇に堕ちる

甘い痛みに 縋るたび

嗚呼 罪をもっと頂戴

その棘が 私を裂いても

血の色で あなたを染めてあげる

月の雫に ほどける誓い

夜が明けたら 消えてしまうの?

届きそうで 届かないまま

揺れる心 十六夜薔薇

流れる血潮が 花びらを濡らし

その香りで 未来を呪う

十六夜に 咲く薔薇のように

あなたの闇で 咲かせていて

たとえ朝に 枯れるとしても

嗚呼 罪をもっと頂戴

終焉の鐘が 響き渡っても

その腕の中で 散り果てたい

  • Lyricist

    K1N0

  • Composer

    K1N0

  • Producer

    K1N0

  • Vocals

    K1N0

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