モルモットを見てると
実験台に使われてるって
とても信じられないくらい
可愛い声で鳴くのさ
君の飼い主はずっと
ご機嫌斜めでいるのに
何故かいつも悲しそうに
表面上で笑ってる
ところで君にとっての大事件は
人にとってはあまり
泣けるようなものではないらしい
なんでだろうねって
僕も他人事みたいに
あの子は泣き言のように呟いて
ヒビの入ったコンクリートの上に
今にも吸い込まれていきそうな
水玉を作った
どれだけ歌を歌おうと
バイト先の店長には届かないし
そろそろ虚しくなってきて
僕もあの子のように表面上で
もういいや
平気でいいや
泣いてもいい辛くてもいいや
酔っ払いのオヤジあんたも
表面上で笑ってるぞ
ところで僕にとっての大事件も
あいつらにとってはあまり
泣けるようなものではないらしい
なんでだろうねって
自分のことなのに
モルモットを見てると
実験台に使われてるって
とても信じられないくらい
可愛い声で鳴くのさ
モルモットを見てると
実験台に使われてるって
とても信じられないくらい
可愛い声で鳴くのさ
- 作詞
GLOCK406
- 作曲
GLOCK406
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アーティスト情報
GLOCK406
兵庫県出身。12歳からギターを弾き始めるとともに心の機微を歌詞に書き溜めた。高校生の頃、ひとりの路上シンガーに感銘を受け師事したことが転機となり、作曲も始める。暗い歌詞とされることが多いが、自身が救われた曲で、弱った人の心に寄り添えるよう現在は関東をメインに活動中。
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