Stop the worldのジャケット写真

歌詞

太陽に背いて

うみーのん

路地 怒り狂った血管みたいに這い回る路地

見たくもなかった真実が ゾンビみたく蠢いている闇

また一人 疲れた顔で 汚れたスニーカーを引きずりながら 紛れ込み

倒れ込んでいく闇

昭和に作られたであろう 雑居ビルの屋上から 薄ぼんやりした夕焼けが

じわじわとひろがっていくのを見るのが好きだった

でも 今や ハイビジョンテレビを観ている方が よっぽど綺麗なものが観れるね

ノイズとして処理されるだけの下衆

本物より美味しい偽物なら誤魔化されるのも仕方がないさ

でも それも限界みたいだ 厚塗りが剥がれてきているよ

この国じゃ貧乏な奴ほど ブクブク太っていて ラードだらけの唇がテカリ

ケバい女がニッコリと笑う

割れたスピーカーから能天気な童謡が流れ出すと カラスの群れが夜のつま先を

ついばんでくる さあ 終わりの始まりだよ でも気づかない振りをしよう

そう 太陽に背いて

太陽が壊れてく ささくれだらけにひび割れて

赤茶けた残照が 火照る街を溶かしてく

僕は今 受け止める 100億分の孤独の矢を

わからない わからない 太陽に背いて

  • 作詞

    うみーのん

  • 作曲

    うみーのん

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