Lyric

東の空に 虹がかかって 見えもしない 明日が見えたの

西の海に 沈む光が 隠していた昨日を 思い出させるのかな

いつもは同じように生きていたのに

いつもはあんなことにはならなかったのに

あの日は何か特別な魔法に

かけられて 違う誰かを演じていたようだ

息をそっと吹き込んで 動くようになればいいのに

もう動かない 動けない

世界から抜け落ちていく 色が美しくて

そっと蓋を閉じた もう開かないから

透き通った海に飛び込むように眠れる夜も

濁った海に沈み込むようにうなされる夜もあったのにな

今では何もなかったような顔をして

今では何もなかったように過ごしてる

あの時 何に怯えて生きてたんだろう

まるで人形のように 操られて

忘れ去れた方が楽になった きれいになった

リセットして捨て去りたかった

軽くなったように見えても胸の奥にひっかかる

取れない幻に目眩がした

ピースが抜け落ちた 無くなってしまった

君の中に映る色が無くなってしまえば

終わりだよ もう隠さないで

離さないで

触れない幻に 雫が落ちた