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本作は、過剰に整形された現代ポップスの無菌室加工を両断し、1981年のポストパンクの冷徹な骨組みと1977年のPファンクの変態的ファンクネスを融合させた「自意識の覚醒と日常の不条理な肯定」をテーマにした、極上のシネマティック・ゴシック変異ファンクです。凡庸なAメロ・Bメロの情緒を徹底的に焼き尽くし、95BPMの直線的で冷酷なマシーンビートの律動に、Minimoogのファットな歪み低域が絡みつく構造。感情の起伏を平熱の冷徹さの中に監禁したボヘミアンな暗黒の男性バリトン唱法と、突如脳内を蹂躙する高音域の野生的なファルセット絶叫が融合し、耳腔を過激に蹂躙します。イントロの最初の数秒から、耳に残る不条理なパターン・インタラプトのコールドなフランジャーギターが急襲し、強引に空間を監禁。最後は完全遮断の極致へ至ります。
Negi0723は、感情の揺らぎと都市の空気感を繊細にすくい取るミュージシャン。 エレクトロニックとポップ、オルタナティブの要素を横断しながら、 きらめきとノスタルジー、衝動と内省が共存するサウンドを描き出す。 印象的なメロディと映像的なリリックが特徴で、 一瞬の感情や夜の断片を切り取るような楽曲世界は、 リスナーそれぞれの記憶や物語と静かに共鳴していく。 ジャンルに縛られず、感覚を信じて音を紡ぐ。 Negi0723の音楽は、日常と非日常の境界線をやさしく溶かしていく。