淡々と走る夜の長距離バス
静まりかえる車内で
ただ聞こえるのは
雨粒が窓に当たる音と
すすり泣いている僕の声だけ
違うだろ 全部、違うんだよ
今日は笑って「またね」って言うはずだったのに
別れ際に放った「さよなら」は
君に届いたかも分からない
後悔しているんだ本当に
僕が君に伝えたかったのは
「さよなら」なんて
冷たい言葉じゃなくて
冷めることのない「ありがとう」
頻繁にかける夜の電話は
他愛ない会話ばかりで
中身は忘れてばっか、
ただ落ち着く澄んだその声だけは
忘れられない
「会えない時間の中でも
できることはきっとあるよ」って
さえない僕はいつも
口先ばかりの言葉を並べる
そんな僕だから君は
離れていくのかい?
心まで遠くなったらもう…
こんなに想っても
変わることない現実ばかり
冷たい雫が窓の内側を
じんわりと濡らしていく
後悔しているんだ本当に
僕が君に伝えたかったのは
「さよなら」なんて
冷たい言葉じゃなくて
冷めることのない「ありがとう」
冷めることのない「ありがとう」
- 作詞
凜太朗
- 作曲
凜太朗
凜太朗 の“後悔”を
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後悔
凜太朗