Lyric

「ずっと好きだったんだ」って

心が勝手にこぼれた

沈黙のあと

君は少しだけ笑っていた

「ごめんね」って言葉に

痛みより先に

安心してしまった

自分が悔しくて

言えたことが嬉しくて

でも苦しくて

ただ君を見ていた

それだけだった

わかってたよ、

君に誰かいるってこと

だけど想いは止まらなかった

届かなくてもいい

言いたかった

君を想う時間が

私のすべてだったから

「また明日ね」って

何も変わらない顔で

私は平気なふりをして

隣を歩いた

笑う君のヨコガオ

いつもより遠く見えて

届きそうで

届かない場所にいた

気持ちを隠して

笑ってばかりいた

でも心は

そんなに器用じゃなかった

優しささえも

刃になることを

初めて知ったのは

君のそばだった

あのときの私に

今なら言えるんだ

「その気持ちは間違いじゃないよ」って

君を好きでいた日々

ちゃんと意味があったって

わかってたよ、

君に誰かいるってこと

だけど想いは止まらなかった

届かなくてもいい

言いたかった

君を想う時間が

私のすべてだったから

あのときの私に

今なら言えるんだ

「その気持ちは間違いじゃないよ」って

君を好きでいた日々

ちゃんと意味があったって

わかってたよ、

君に誰かいるってこと

だけど想いは止まらなかった