梅雨前戦のジャケット写真

歌詞

綺麗事

笠原楓奏

きれいな言葉を口にするとき

人はみな目を澱ませる

奇声を上げたい空気の中で

僕はただ頷いていた

あの日の君に突き立てた

正論という名の刃から

流れたのは血でも涙でもなく、声

またひとつまたひとつ感情を押し込めて

蓋をしてそんなもの最初からなかったって

もう二度ともう二度と君だけを失わぬため

言葉さえ消えた

きれいさごと壊してくれないかまだ僕がきれいなうちに

きれいさごと壊していいですかまだ君がきれいなうちに

生まれるなり終わりへ向かっているくせに

流れ弾を喰らえば ほら、泣く声

三度目の正直に期待している人がいて

これがもう最後だと決められた負け戦

呼んでいる君の声そんなもの幻想だと

言葉遮った

またひとつまたひとつ感情を押し込めて

蓋をしてそんなもの最初からなかったって

もう二度ともう二度と君だけを失わぬため

きれいな言葉で騙していいですか

  • 作詞

    笠原楓奏

  • 作曲

    笠原楓奏

梅雨前戦のジャケット写真

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