

桜の花びら舞う春の日
君に告白 心ふるえた
君の笑顔が優しくて
隣が私の居場所になった
浴衣で笑った夏祭り
金魚すくいで「とれたよ!」と
あの夜の花火 胸に残り
君との時間が輝いてた
ごめんね 急に消えたこと
半年の恋を置いていった
君のそばは、暖かかった
でも私じゃなくなるのが怖かった
金魚の水槽 まだそこに
君の部屋で泳いでるかな
秋の落ち葉が道を染めて
君の色に私が溶ける
恋だと思ったその気持ち
いつの間にか依存になってた
身勝手なのは分かってる
だから「ごめん」としか言えず
君ににふさわしい私になる
そのために去ったんだよ
ごめんね 急に消えたこと
半年の恋を置いていった
君のそばは温かかった
でも私じゃなくなるのが怖かった
金魚の水槽 まだそこに
君の部屋で泳いでるかな
冬の雪が街を覆い
冷たい風に君を想う
君の隣 私の居場所
もう誰かがいるのかな
戻りたいけど言えないよ
そんなずるさは持てなくて
春が来たら桜が咲き
金魚の水槽を思い出す
あの日の君を愛したまま
私の心で泳いでる
新しい私を見つけるため
どこかでまた歩き始める
- 作詞者
シナ子
- 作曲者
シナ子
- プロデューサー
シナ子
- ソングライター
シナ子
- その他の楽器
シナ子

シナ子 の“あの金魚はまだあの部屋にいるのかな”を
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アーティスト情報
シナ子
シナ子 は、日常に潜む心の機微を独自の視点で切り取り、普遍的な共感を呼ぶ歌詞とメロディで表現するシンガーソングライター。作詞後の作曲にはSUNOAIをクリエイティブなパートナーとして迎え、音楽制作の新たな可能性を探求しています。 移ろいゆく季節や人生の機微、人間関係の光と影といった多岐にわたるテーマを、時に繊細に、時にユーモラスに描く作風が特徴。特に、ネガティブな感情や日常の見過ごされがちな事象から、温かさや希望を私ならこう思う、この立場の人はきっとこんなことを抱えてる、こんな風に考えられたらいいなと…他人の気持ちはわからないけれど自分ならこうありたい、こう思うみたいなことを歌詞に落とし込んで作曲をしています。言葉遊びが好きなので歌詞に込めた遊びに気づいてもらえると嬉しいです。
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シナ子