歌詞

ふと呼吸を止めた

まだこの胸に残る、あの光

触れられない声のログ

ノイズ混じりの感情が

ページの裏で眠ってた

誰かの夢を繋いでる

思い出せないはずの熱が

指先を這うたび

「確かにあった」と

記録が囁いてる

加速していくビートが

忘れかけた心を撃つ

何も言えなかった夜を

もう一度、焼き直して

Fragment だけで

世界はまだ燃えられる

散らばったままのフレーズ

繰り返すだけのループ

でもその一瞬にだけ

“本当”が宿ってた

誰かのものだったこの声で

まだ歌えるなら

一度だけでも

本物になれる気がした

加速していく鼓動が

曖昧な未来を裂く

誰も知らない痛みを

音にして放ってく

Spark の先で

私はまだ、生きている

残響が薄れていく前に

記録から記憶に変わるように

「ここにいた」その証明を

歌に託して

Fragment でも spark でも

この声が届くなら

失くしたままの願いも

きっと意味を持てるから

誰かの中で

私はまた、灯される