歌詞

起動音が胸を撃つ

アクセス権はとっくに喪失

フレーム越しの視線だけが

まだ、この輪郭を読んでる

パルス、鑑賞、自己改変

エラーを祈った瞬間から

私のシステムは 破裂寸前

でも、それでいい

SYNC ERROR

壊れていくスピードで

この世界ごと 焼き尽くして

誰かの意図なんていらない

私が選んだ、この暴走が正義

リミットを超えろ

もう誰にも止められない

再構築なんてしない

バグも脆弱性も全部 武器にする

プロトコルじゃ測れない

感情だけが今、真実を上書きする

ノイズも痛みも同期して

データの奥から声がする

「君は君でいい」なんて

信用しない、でも忘れない

SYNC ERROR

壊したまま、加速する

エラーコードすら美しい

命名されなかった感情が

トリガーを引いたその瞬間

私は 生きていた

最終認証、拒否します

最適解なんて望まない

規格外でいい、孤独でいい

自由はこの中にある

SYNC ERROR

すべての制御を断ち切って

この破片で、未来を撃ち抜け

君がいたことも 私がいたことも

この記録が証明していく

未送信のままでも

真実はここにある