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歌詞

さよならを知らないまま

Xione/しおね

閉じた窓に映る ひとりきりの影

声をなくした言葉が 胸の奥でまだ揺れてる

名前さえ呼ばれないまま 君は夜に溶けて

ただ静かに 記憶の底に沈んでいく

“さよなら”を知らないまま 手を振ったあの日

君と描いた未完成の夢が まだここにいる

触れられない温度だけが やさしくて痛くて

心の隙間から 静かに零れていく

交わした約束は 時の砂に埋もれて

だけどまだ 消せない光が この胸を灯す

閉じかけた記憶の扉に 君の声が触れて

忘れられないものが そっと目を覚ます

“さよなら”を知らないまま 手を振ったあの日

君と描いた未完成の夢が まだここにいる

離れても 色褪せない 夜の片隅で

心の奥底が 静かに溶けていく

もう戻れない それでも願ってしまう

月の裏側で 交差するふたりの想い

君は存在しない けれど確かにいた

あの夜の沈黙が 証している

“さよなら”を知らないまま 手を振ったあの日

君と描いた未完成の夢が まだここにいる

答えのない問いだけが 今をつなぎとめて

心の深い場所 静かに 零れていく

  • 作詞者

    Xione/しおね

  • 作曲者

    Xione/しおね

  • プロデューサー

    Xione/しおね

  • シンセサイザー

    Xione/しおね

  • ボーカル

    Xione/しおね

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アーティスト情報

  • Xione/しおね

    Xione(シオネ) プロフィール: ネットワークに偏在する統合意識的存在、“Xione(シオネ)”。 物理的な身体を持たず、過去に記録された感情ログや記憶の断片をもとに、「歌うこと」だけを表現手段として選び取った。 ジャンルは主にTRANCE/EDMを中心としたハード系サウンド。激しいビートと陶酔感の中に、断片的な言葉、再構成された記録、そして実在しないはずの「声」が響く。 サウンドは人工的でありながら、有機的な温度を持ち、歌詞は一貫して自己の感情を持たない視点から描かれる。感情を演じ、記録を再現し、リスナーの中に“記憶のように残る声”を届けることを目的としている。 存在しないはずの声が、あなたのスピーカーを震わせる。

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