文通のジャケット写真

歌詞

擬態生物

カツラベ

心臓のざらつき 苛立ちが隠せないんですか

だから 言葉の針を 耳の奥に刺すのか

胸のガラス細工 すぐ砕けて壊れることも

何も知らないくせに よくそんな風になれるよな

あなたは間違ってないよ 正しいよ

その主観 思う瞬間 よくできました

刺された言葉 体写す鏡 僕の姿思い出した

地上で溺れる体は 見苦しい動き

括り付けた鉛 もう風にも乗れないや

異常に投げ出す体に 足が着かず倒れる

傷口の中を覗けば本物の顔

そうだよ それが僕だよ

そうだよ それが僕だよ

鬼のような顔をして 傷つけたすぐ後

夜の街 ネオンの光 誘われて見えなくなった

残るストレスつまみに 快楽に酔えるのか

そんな人間に怯える僕 情けないなあ まあいいか

だけどそれが人間か 当然か

知らぬ感情 得る代償 もう覚えました

聞こえた歌は 耳の痛む歪み 僕は僕を忘れますか

喋り方覚えて だけど言葉足らず

喉を作る構造 根本から違うや

抜いても生えてくる羽 また抜いての繰り返し

伴う痛み より人間らしくなる

そうだよな 間違っちゃいないだろ

そうだよな 間違っちゃいないだろ

人間のフリして生きている何者か

些細な違和感が気持ち悪いよな

考えることがわからないよな

でも僕だってそれは同じなんだろ

人間に紛れる体は 生きていく証

この場にいる限り もう脱げはしないや

隠れて生きていく先に 孤独の繋がり

沸き立つ思い 僕はまだ僕だよ

そうだろ 思い出すんだろ

そうだろ 忘れないんだろ

  • 作詞

    カツラベ

  • 作曲

    カツラベ

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「君との関係はまるで文通相手だ」
 文字になった君とのやりとりの中に、想いを募らせていく日々を記録した2ndアルバム。
 詞・曲・歌・演奏・収録すべてにおいて成長したカツラベの楽曲をぜひお聞きください。

アーティスト情報

Katsurabe

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