Lyric

君は白く柔らかい絵のように

いつも優しく包んでくれた

僕は壊れた音の鳴らないギター

いつも君を傷つけてばかり

ごめんね　と言えないのは

ごめんね　伝わらないのは

ごめんね　が言えないのは

君の切り裂く言葉のせいにしてたよ

でも君の言葉の奥には

白く柔らかく重ねた絵の具が

僕を導いてその筆の跡が

何度も何度も僕を掬ってくれた

ごめんね　君は何度も言うんだ

ごめんね　君は僕に寄り添って

ありがとう　君は僕に何度も言うんだ

ありがとう　僕は一度も伝えてない

ありがとう　なんて今さら

ありがとう　甘えんなよ

ありがとう　が言えないのは

僕の歪んだ心の逃げ道にしてたよ

でも僕の心の奥には

騒音の海に流れついた子どもが

僕の手を引いて連れて行く

何度も何度も連れて行く

それでも君はあきらめない

僕は何度も何度も繰り返す

それでも君があきらめない限り

僕は何度も何度も甦る

そう君の言葉の奥には

白く柔らかく重ねた絵の具が

僕を導いてその筆の跡が

何度も何度も僕を掬ってくれた

どんなふうに聴こえるだろう

綺麗事にしか聴こえないだろう

僕の手を引いて連れて行く

何度も何度もそれが君だったらいいな

君だったらいいな

君だったらいいな